新型インフルエンザ これまでの日本に対する各国の反応を総まとめ 「なぜ日本だけ・・・?」
日本国内での新型インフルエンザ(H1N1:Swine Flu)の感染者数が200人を突破し、世界的にみると、米国、メキシコ、カナダに次ぎ4番目に感染者が多い国となりましたが、これまでに報道された日本に対する各国の反応をまとめてみました。
まずは、5月5日の時点での報道。
この時点では、まだ国内での感染報告はなく、海外と日本の“温度差”について報じられています。
[イザ!] 新型インフル 「マスクは日本人だけ」中部空港に帰国の観光客
新型インフルエンザ感染確認国からの帰国客らにはマスク姿が目立ったが、「現地では警戒心が思ったより薄く、マスクをしていたのは日本人だけだった」
続いて日本国内での初の感染者が発見された16日以降の報道について。
[asahi.com] WHO、警戒レベル引き上げの可能性 日本の感染拡大で
日本での感染者急増は海外メディアの関心を呼んでおり、同紙は日本を「インフルエンザについては格別に神経質。高齢化が進み、国民は清潔好き。地下鉄ではマスクをするのが普通だ」
と、ニューヨーク・タイムズ紙の報道を引用した上で、国際社会から日本への注目度について報じています。
次に、日本人が海外のイベントを欠席したり、日本国内で予定されていた国際的なイベントが急きょ中止されたりするケースが出ていることから、日本の信用低下を懸念する声がありました。
[asahi.com] 学会にも影 渡航自粛で軒並み欠席「なぜ日本だけ…」
米国にいる学会関係者が、日本の研究者の学会欠席が目立つと指摘していることが書かれていた。他国の研究者にそのような動きはないらしく、「なぜ日本だけが……」と不思議がられ、新型インフルエンザを「トウキョウフルー(東京インフルエンザ)」と呼ぶ現地の研究者もいるという。
[イザ!] 渡航“過剰自粛”の影響 留学延期で日本の信用低下
滋賀県の国際交流事業の担当者は「米国ではすでに新型インフルが弱毒性で危険性が低いという認識も広がっている。そんななかで、金銭面での損害に加えて長い時間をかけて準備してきたことが事前に何の相談もなく延期になったことに相当ショックを受けていた。日本の過剰反応が理解できなかったようです。今回の件で、いままでの交流がムダにならなければいいですが…」
こちらの記事では日本の女子中高生の約4割は騒ぎすぎと感じている、と書かれていますので、もしかすると若い人ほど、あまり気にしていないのかもしれませんが・・・
その一方で、日本の新型インフルエンザに対する日本政府や自治体の対応を評価するコメントもあります(ただし、コメントを発表しているWHOの担当者も日本人ですが)
[asahi.com] 「日本はモデルケース」WHOが注目 新型インフル
WHOで新型インフル対策にあたる進藤奈邦子医務官は「(患者が急増している)神戸や大阪は検査・報告態勢がしっかりしており、学校閉鎖やイベント中止などの措置がきちんととられている。日本については、感染拡大で危機的状況になるような心配はしていない」
次は、日本で新型インフルエンザ感染が広がりを受けて、隣国の韓国や中国でも緊張が高まっているという報道。
[asahi.com] 日本でインフル猛威」に韓国緊張…旅行中止や検疫強化
日本での感染者発生を受け、米国やメキシコなど主要感染国と同様に、日本からの到着便への検疫も強化した。1日約50便ある日本からの到着便搭乗客に、検疫質問書と検温を義務づけている。
中国外務省は21日、日本で新型インフルエンザ感染者が増加したため、訪日する中国人旅行者に対し、感染に注意するよう呼び掛けた。
続いては、なぜ韓国や中国と比べて日本での感染者が増えているのか?について興味深い報道がありましたらので2件掲載します。
[イザ!] マスクよりキムチと漢方薬? 中、韓でインフル予防論争
新型インフルエンザの感染が日本国内で拡大する中、韓国では外国人を除く感染者は今のところ3人。韓国人がかりにくいのは、ふだんよく食べているキムチの効果だという指摘が出ている。
新型インフルエンザ感染者が5人にとどまっている中国で、広州の製薬会社5社が「漢方薬が予防に効く」などとする広告を地元紙などに掲載し、論争を引き起こしている。
つまり、マスクを“信奉”する日本人を尻目に、韓国では「キムチ効果」、中国では「漢方薬」効果で、感染者が少ないんだ!ということでしょうか。ちょっと嘘くさい話ですが、実際の効果の程はどうなんでしょう?(^^;
そういえば、納豆が感染症予防に効果的、という話は聞いたことがあるのですが、キムチが効くなら「納豆」効果もあってもいいはずでは…?
お次は、上記とは別の可能性についての報道。
[Yahoo!ニュース] 新型インフル 日本、感染者数なぜすぐ把握 国民性?調査監視充実?
「感染者がいないのではなく、把握できていないのではないか」と指摘するのは東京慈恵会医科大の浦島充佳准教授だ。「新型」の潜伏期間は7日。検疫を強化しても発熱していなければ把握しきれない。世界中に航空網が張り巡らされている中、確かに日本と同様、他国で国内発生があってもおかしくない。
浦島氏は日本人の国民性も理由に挙げる。「日本人はまじめでインフルエンザ症状があれば医療機関にかかるし検査も行う。他国は医療制度の違いもあって症状が重くならない限り、病院には行かない」と話す。
なるほど、こちらは日本だけ感染者が増えている理由として少し納得できます。
最後は、ちょっと心温まるお話。
[asahi.com] 「大地震の時のお礼にマスク」台湾から兵庫・大阪へ
新型インフルエンザの感染が広がる兵庫県と大阪府に20日、台湾当局がマスク計20万枚を贈った。99年の台湾大地震の際、兵庫県から職員の派遣や義援金約2億8千万円を受けたことへの「お返し」という。
10年前の恩を忘れずにいてくれたとは…
台湾人の律義さに感動しました!
以上、これまでに報道された日本に対する各国の反応の総まとめでした。
今後も動きがあれば随時ご紹介していこうと思います。










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