世界水泳シンクロ 日本5位と惨敗 初めてメダル逃す ― 日本人コーチについて
イタリア・ローマで開催中の世界水泳3日目、シンクロナイズドスイミングのチーム・テクニカルルーティン決勝が行われ、予選5位の日本は決勝でも5位と振るわず、メダル獲得はなりませんでした。
1973年の第1回大会から12大会連続でメダルを獲得してきた日本のシンクロチームがメダルを逃したのは史上初とのこと。
[日刊スポーツ] 日本5位チームTRで史上最低/世界水泳の記事より
北京五輪のチームでメダルを獲得したロシア、スペイン、中国の上位3カ国だけでなく、カナダにも及ばなかった。12日のローマ入り後、チームTRに最も練習時間を割いてきたが、約3分間の演技の後半は、動きがそろわない場面が続出。前日の予選で記録した世界選手権史上最低の5位は変わらなかった。全選手が五輪未経験者だが、優勝したロシアも同じ条件。エース格の乾は「悔しい。この思いを忘れずに強くなりたい」と屈辱に耐えていた。
ライバル国の躍進の影に日本人コーチの存在
今回も安定感をみせつけたロシア代表チームでしたが、2位に入ったスペインも2003年に日本人の藤木麻祐子コーチが就任して以来、着々と力を付けてきており、北京オリンピックで銀メダルを獲得するなど、今や日本を完全に追い越して打倒ロシアの最右翼と言われるまでに成長しました。
一方、今大会で世界選手権初のメダルを獲得した中国チームといえば、井村雅代ヘッドコーチが率いて北京オリンピックで日本を破り銅メダルを獲得したのは記憶に新しいところです。井村コーチは、北京オリンピック後も引き続き代表コーチを務めてくれるよう、中国当局から再三の留任依頼があったにもかかわらず、契約満了を理由に退任しています。
[時事通信] シンクロ中国、初のメダル=世界水泳という記事より
チームTRで中国が3位に入り、世界選手権では初のメダルを獲得した。井村雅代ヘッドコーチが率いた昨夏の北京五輪ではチームで銅メダル。後を引き継いだ鄭嘉ヘッドコーチは「五輪の後でも前進していることを示せた。満足している」と喜びを語った。
五輪の主力の多くが残っているため、演技の精度が高い。張暁歓は「井村先生が去っても、彼女の教えてくれたことは覚えている」と胸を張った。
ロンドン五輪までに日本の巻き返しはあるか
かつて日本代表の監督も務めた井村雅代コーチが、ライバルである中国の代表監督への就任を発表した当時は、国内から様々な批判の声があがりました。
ただ、世界のサッカー界をみてもらえば分かるとおり、ある国の代表チームを率いる監督が、自分の母国のチームを苦しめるというのは、特に珍しい光景ではありません。単に日本人は今までこういった状況に慣れていないだけとも言えます。
現在の日本代表チームは全員が五輪未経験者という非常に若いチームということで、この悔しさをバネにロンドンに向けて1日1日成長していってもらえればと思います。










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