ローマの有名レストラン 日本人観光客への「ぼったくり」で営業停止に

社会・政治 | 2009年07月08日 | 9,716 views | 0 comments | 0 trackbacks |

 イタリア・ローマにある有名レストランが、日本人観光客カップルに昼食代として約700ユーロ(約9万4000円)もの法外な料金を請求し問題となっているとイル・メッサジェロ紙やレプブリカ紙などイタリアの複数のメディアが伝えています。

[asahi.com] ぼったくりランチ9万円 ローマの有名レストラン閉店という記事より

6月19日、ランチを楽しんだ日本人カップルが支払いを済ませようとした。ところがウエイターが持ってきた勘定書を見てびっくり。前菜が142ユーロ、パスタが208ユーロなど食事代だけで約580ユーロとなっていた。1ケタ間違っているものと思い、クレジットカードで支払ったところ、領収書にはチップとしてさらに約120ユーロが勝手に上乗せされ、合計で約700ユーロになっていたという。

[ロイター] ローマのレストラン、日本人観光客への「ぼったくり」で閉鎖という記事より

このカップルは、ナボーナ広場近くのレストラン「パセット」で、パスタとロブスター、ワイン、ジェラートを注文したところ、579ユーロの食事代と115ユーロのチップを請求され、驚いて警察に届け出ていた。

 その後、このカップルからの訴えによってローマのアレマノ市長が当局に抜き打ち検査を指示。その結果、複数の衛生法違反や行政違反が見つかり、同レストランに対して閉鎖を命じたとのこと。

 アレマノ市長は「このレストランは、決して再び営業をすべきでないし、営業許可も取り消されるべきだ」と、日本人観光客への詐欺行為をカンカンに怒っているそうです。

イタリアでは日本人観光客を狙った犯罪が横行?

 問題の舞台となったレストランですが、観光スポットとしても有名なナボナ広場にある「イル・パセット」という名のレストランで、なんと149年の歴史を持つかなりの老舗。過去にはチャールズ・チャプリンやグレース・ケリー、最近ではハリソン・フォードやレオナルド・ディカプリオらが通う店として知られ、日本の旅行ガイド本でも紹介されている有名店だったとのこと。

 イタリアではタクシーやレストランで法外な値段を請求する「ぼったくり」が珍しく無く、特に日本人観光客は狙われやすいとの話も聞きますので、旅行される方は十分に気を付けましょう。困ったら地元警察にまず相談、ということで事前に警察署の場所を調べておくのもよいかもしれないですね。

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