イタリア「ぼったくり問題」続報 認証制度の導入へ 日本人被害者には直接謝罪も

社会・政治 | 2009年08月15日 | 9,752 views | 0 comments | 0 trackbacks |

 イタリア・ローマで起きた日本人観光客に対する「ぼったくり事件」について、当ブログでは過去2回に渡ってお伝えしてきましたが、その続報が入ってきました。

まずは、これまでのおさらいから。

ローマの有名レストラン 日本人観光客への「ぼったくり」で営業停止に

イタリア・ローマにある有名レストランが、日本人観光客カップルに昼食代として約700ユーロ(約9万4000円)もの法外な料金を請求し問題に。

イタリア観光相 ぼったくり被害の日本人旅行者に呼びかけ「費用負担するから来て」

イタリアのブランビラ観光相が、この事件に関して謝罪し、イタリア政府の費用負担で再びローマを訪れてくれるよう被害者に呼びかけ。

イタリアのブランビラ観光相は次のように呼びかけています。

ブランビラ観光相

「政府が費用を負担するので、ひどい経験をした2人をローマにもう一度招待したい」
「2人の連絡先が分からないので、名乗り出てほしい」

 そして、その後の続報ですが、asahi.comのこちらの記事によると、今回被害にあったのは茨城県つくば市在住の山田康行さんとその恋人のカップルだったことが判明。

山田さん

「必要ありません。イタリアの税金を使うことになるのでむしろ困ります」
「何も言わなかった自分も不注意だった」
「文化の違いがあるし、店の問題。イタリアが嫌いになったわけではない。機会があればまた行きたい」

と、日本人らしくと大人な対応でやんわりとお断り。

 しかし、“日本式のお断り”の言い回しが通じなかったのか、それとも、ここで引き下がっては観光立国イタリアの名がすたる!と思ったのかは定かではありませんが、

ブランビラ観光相

「山田さんの考えはとても立派」
「2人の旅費は税金からではなく、観光関係の企業が負担するので心配しないでほしい。私は2人がまたイタリアに来てくれることを期待しているし、ぜひとも会いたい」

(asahi.comのこちらの記事より)
そして、この再提案に対する山田さんの回答は…

山田さん

「やはりお受けできません。大臣には観光キャンペーンなどで日本にぜひいらしてほしい。その時に食事でもご一緒できれば幸いです」

と、またしても大人な対応をみせた山田さん。とても立派な返答だとは思いますが、「日本でいっしょに食事でも」の部分は「日本のレストランでもみて参考にしろ!」という意味が込められている気がしないでもない(笑)

ついに制度化?ぼったくり対策に認証制度

[asahi.com] 「ぼったくりしません」ローマの観光業界、認証制導入へという記事より。

 対象はレストランやバール、ホテル経営者、タクシー運転手など観光業に携わる業者。「客に対し誠実に対応し、道徳的な行動をとる。不当な料金は請求しない」という内容の誓約書に署名すると、同連盟からステッカーが発行される仕組み。業界団体が優良業者のお墨付きを与えることで、信頼回復につなげたい考えだ。

 また、同記事によると、ローマ市のマウロ・クトルフォ副市長が来月にも来日し、山田さんに直接会って謝罪する予定とのこと。はたして、これで一連の騒動に一応の決着がみられるのでしょうか。

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