城島のマリナーズ退団で、海外メディアや地元シアトルファンの反応は?
大リーグの城島健司捕手が今シーズン限りでシアトル・マリナーズを退団することが分かりました。
城島自身が球団に対して来シーズン以降の契約を破棄する申し入れをおこなったことが19日に発表されています。
城島はメジャー初の日本人キャッチャーとして、2006年マリナーズに入団。1年目には144試合に出場して打率.291、本塁打18、打点76の好成績を残しましたが、右太ももの怪我などで年々出場機会が減り、今季はわずか71試合の出場にとどまっていました。
チーム関係者のコメント
MLB公式サイトのこちらの記事には、マリナーズのズレンシックGMとワカマツ監督のコメントが掲載されていますので、一部抜粋してご紹介します。
「多くの野球選手は、長い選手生活の中で、いずれ生まれ育った地でプレイしたいと思うときがやってくるものだ。」とマリナーズのジャック・ズレンシックGMは語る。「我々はケンジがこの4年間にチームにもたらしてくれた全ての事に非常に感謝している。今回の彼の決断を尊重したい」
「彼が毎日プレイしたがっていたことは知っていた。しかし、2度の故障者リスト入りなどやむを得ない事情もあった」とワカマツ監督は言う。「彼は少しでも良い成績を残そうと多くのプレッシャーと戦っていたが、1年を通じて常に怪我の問題が彼を苦しめた」
海外メディアやファンの反応は
シアトルの地元メディア「シアトル・ポスト・インテリジェンサー」に掲載されたこちらの記事によると、
近年、出場機会が減っていた理由として、怪我の問題もあったが、マリナーズの先発ピッチャーの何人かはロブ・ジョンソンなど城島以外のキャッチャーと組むことを望む傾向があった。
としています。これを裏付ける記事が、7/12の同紙に掲載されていました。こちらの記事の内容を要約すると
マリナーズ先発投手陣のヘルナンデス、ワッシュバーン、ビダードが、3人そろってベテランの城島ではなくルーキーのロブ・ジョンソン捕手を相手に投げたいと主張。これに困惑した城島は、ワカマツ監督と1対1の長い話し合いの場を持つことになった。
数字をみても、ジョンソンが先発したときのチーム成績は24勝16敗、投手陣の平均防御率は2.93だったのに対し、城島が先発した試合は13勝19敗、平均防御率4.91とハッキリとジョンソンの優位性を示している。
地元シアトルタイムズ紙では、こちらのページに「Kenji Johjima gives Mariners an early Christmas present(城島はマリナーズに少し早いクリスマスプレゼントをもたらした)」と題したブログ記事を掲載。
マリナーズは、控えのキャッチャーに対して来シーズン以降1600万ドル(約14億円)を支払わずに済んだ。
と、こちらも冷ややかな内容となっています。
また、上記の記事にはファンからも多くのコメントが寄せられていますが、総じて言うと
城島は素晴らしい人間性を持った尊敬に値するプレイヤーだが、言葉の問題や怪我の影響で年棒に見合うだけの成績を収めることができなかった。今回の決断は、本人そしてチームの双方にとって良い結果をもたらすのでは?
という意見に集約できるのでないかと思います。
城島選手がWBCで見せてくれた素晴らしいリードを考えると、やっぱり言葉の問題やリードに対する日米の考え方の違いなど色々大変だったのかな、と思ってしまいます。
来年以降、MLBで城島選手の活躍が観れなくなるのは少し寂しいですが、日本のプロ野球でまた元気な姿を見せてくれることを願っています。











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