[ブックレビュー] 世界が愛した日本
みなさんは「エルトゥールル号の遭難事故」についてご存じでしょうか? トルコが世界一の親日国と言われているのは、この出来事が根底にあるとも言われています。
1890年、大島沖で岩礁に乗り上げ大破したトルコ船籍「エルトゥールル号」の乗員を救うため、村民たちがおこなった献身的な救護活動。トルコでは教科書にも載っていて誰もが知っている歴史的事実を、残念ながら多くの日本人は知りません。
この話には有名な後日談があります。
「今から48時間後、イラン上空を航行するすべての飛行機を撃墜する」
1985年、イラクのフセイン大統領が発した爆弾発言を受け、イランから外国人が次々と脱出する中、日本政府の対応は遅れ、多くの日本人が取り残されてしまいます。タイムリミットが目前に迫る中、絶望の淵にいた日本人215人を乗せて飛び立ったのは、他ならぬトルコ政府がチャーターした旅客機でした。
タイムリミットまで僅か3時間という間一髪の救出劇に、当時の駐日トルコ大使は「エルトゥールル号の借りを返しただけです」との短いコメントを発表しています。
さらに本書では、2008年1月におこなわれたエルトゥールル号が沈没した現場の発掘調査の話も記載されています(私もこの部分は初めて知りました)
日本の草の根外交の歴史
他にも、命のビザで6000人のユダヤ人を救った外交官・杉原千畝(海外では「東洋のシンドラー」と称される)の話や、第1次世界大戦中に板東俘虜収容所でおこなわれたドイツ人と地元日本人の交流を綴った話など、「エルトゥールル号」にも勝るとも劣らない素晴らしい歴史的事実の数々が収められています。
戦争やテロが起きる原因として「憎しみの連鎖」という言葉がよく使われますが、この本を読んでいると、助けられた命が、また別の命を救う「善意の連鎖」というものが歴然と存在するんだということを感じさせてくれます。
是非多くの人に読んで欲しい一冊です。
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親日的なエピソードを歴史の中に埋もれさせてはいけない 第二弾が読みたくなる本 日本人として生まれてきてよかった 日本人という事に誇りが持てました 桜が咲き誇る美しい国、日本 |







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親日的なエピソードを歴史の中に埋もれさせてはいけない
第二弾が読みたくなる本
日本人として生まれてきてよかった




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