[ブックレビュー] COOL JAPAN 発掘!かっこいいニッポン
NHK-BSで2005年より放送中の「クールジャパン 発掘!かっこいいニッポン」は、「ファッションやグルメ」「伝統や習慣」など、日本の文化と生活の中にあるクールなもの(ときにはノットクールなもの)を外国人の視点と感性から発掘するという番組です。
本書は、これまでに放送された全100回の番組で取り上げた400以上もの「ジャパニーズ・クール」の中から、厳選した90項目を一冊の本にまとめたものです。
その中から、いくつかピックアップしてご紹介しますと、、、
例えば「宅配便」。「日本の宅配便は、おどろくほどスピーティでしかも料金が安くて便利!」という外国人がいる一方で、「(宅配員が)いつも走ってる意味が分からない、健康に悪そう…」といったマイナスの意見も。
自分がちょっと驚いたのが、日本の各所で見られる「大型量販店」に関する記述。意外にも多種多様の商品を一つの店舗で扱う形態は海外では珍しいようで、「色んな商品があって一日居ても飽きない」とか「店員さんが親切で商品知識がすごい」という意見が上がっていました。
また、意外にも外国人に好評だったのが「あぶらとり紙」。「信じられないくらい脂が取れてびっくり」とか「こんな便利なものがあることは知らなかった」と大絶賛。中には、帰国するときはいつもお土産に「あぶらとり紙」を持ち帰るというイタリア女性も話も。
ノットクール代表は「騒音問題」?
一方、外国人達が声をそろえて「日本のここがイヤ!」と答えていたのが「音」に関する事。例えば、駅のアナウンス、家電量販店に流れるCMソング、ちり紙交換、焼き芋売りなど、とにかく街中で流れている音が煩いと感じている外国人が多いようです。
外国人が「音」に関してはシビアという話は聞いたことありますが、逆に日本人が少し寛容すぎるのかもしれないですね。まぁ、もし電車でのアナウンスが無くなったら、おちおち寝ていられなくなるので困りますが…
やや掘り下げ不足の面も
各項目が見開き2ページ構成で簡潔にまとめられているのは読み易くて良いのですが、書かれている内容はウンチクや雑学的な知識が大半で、読者が一番知りたいと思われる外国人の声がページ下に小さく掲載されている程度なのは少し残念に思いました。
ただ、各章の末尾には「和製英語」や「日本の買い物事情」など、決められたテーマに対して外国人同士がディスカッションをするコーナーもあるので、こちらではたっぷり外国人の本音を感じることができます。
例えば、ニューヨークやフランスで溢れる「クールジャパン」について紹介するコーナーでは、「近年、フランスでは家では靴を脱ぎ、室内に畳があって布団を敷いて寝る人が増えている」という話や、「ニューヨークでは、日本人による美容院が大人気で、他店で断られるほどの縮れ毛の女性がストレートパーマをかけてもらったら、人生が変わるほど感激した」という話など、なかなか面白い話が紹介されていました。
最後に、まえがきから一文を引用したいと思います。
ふだん私たちが何気なく目にしているものでも、新鮮な目でみた外国人の受け止め方を聞くと、その便利さに、その奥深さに、そのありがたさに、改めて気づき驚くことが多い
まさにそんな気分にさせられる本ですね。肩肘張らずに気軽に読めて、しかも日本人なら知っておきたい雑学知識が身に付くので、暇つぶしには最適な一冊だと思います。
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日本再発見の書? 訴求対象がよくわかりません なぜCOOLなのかが、情報量がイマイチ |







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日本再発見の書?
訴求対象がよくわかりません




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