世界に進出する日本の鉄道 新幹線の安全性と技術の高さをアピール

経済・産業 | 2009年11月17日 | 17,240 views | 0 comments | 0 trackbacks |

 JR東海は16日、世界各国の政府関係者らを東海道新幹線に乗せ、米原~京都間の試験運行を実施。通常運行時の最高時速を大きく上回る332キロで走行するなど、フランスの「TGV」やドイツの「ICE」を上回る性能をアピールしました。

[asahi.com] 東海道新幹線、332キロで試験運転 各国関係者にPR

 この日「高速鉄道シンポジウム」に参加した米、英、マレーシア、エジプトなどの関係者ら約160人を乗せ、営業運転が終了した午後11時40分に米原駅(滋賀県)を出発。京都駅までの18分間のうち約2分間、時速330キロで運転。一時は332キロに達した。乗車した米テキサス高速鉄道交通協会のロバート・エクルス会長は「とてもスムーズな乗り心地だった。他の高速鉄道と比べても、競争力は十分にあると思う」と高く評価していた。

日本の新幹線、鉄道発祥の地イギリスへ

 少し前のニュースですが、日立製作所が製造した新幹線がイギリスの鉄道会社に納入されるというニュースが各紙に掲載されていました。

[産経新聞/イザ!] 日立の“新幹線”が英国に到着

 同車両は、ロンドンと英南東部のアシュフォードを結ぶ「ドーバー海峡トンネル連絡線」を走る“新幹線”。平成17年に英運輸省などと総額700億円で、納入と保守点検の契約を結んだ。現在、試運転中で12月から営業運転を開始する。

 全174両もの新幹線が日本を離れ、長旅の末、イギリス南部のサウサンプトン港に到着したのが8月17日。日本が誇る新幹線が、鉄道発祥の地であるイギリスを走ることになるとは、なかなか感慨深いものがありますね。

 さらに、同車両は2012年開催のロンドンオリンピックにおいて、高速シャトルサービス「オリンピックジャベリン」として多数の観戦客を輸送するという重要な役割を担っています。オリンピックを契機に、世界中の人々に日本の新幹線の安全性と快適性を知ってもらえるのは大変喜ばしい事ですね。

都市型ハイテク輸送システムも海外進出

 こちらは車両だけではなく、インフラ部分も含む輸送システム全体を、そのままそっくり海外に持っていったというニュースです。

[産経新聞/イザ!] 「ドバイ・メトロ」開業 中東初、日本企業が建設

 アラブ首長国連邦ドバイで、三菱重工業や三菱商事、大林組など日本の企業連合が建設した中東初の無人鉄道システム「ドバイ・メトロ」が9日、開業した。急激な人口増に伴う渋滞解消を目指すドバイのインフラ整備の中核事業。金融危機で経済が急減速する中での営業運転開始となった。

 日本国内では景気後退や高速道路の割引などの影響により、鉄道業界全体が苦しい状況になりつつありますが、日本の鉄道は間違いなく世界に誇れる素晴らしい産業の一つだと思いますので、今後も継続的に世界進出が進むとよいですね。

 現在、フランス、ドイツ、韓国との間で受注合戦が繰り広げられているブラジルの高速鉄道(サンパウロ~リオデジャネイロ間)は、本年の12月に入札がおこなわれる予定となっています。

この記事のタグ: , , , ,
このエントリをはてなブックマークに追加このエントリをdel.icio.usに追加このエントリをLivedoor Clipに追加このエントリをYahoo!ブックマークに追加このエントリをFC2ブックマークに追加このエントリをNifty Clipに追加このエントリをPOOKMARK. Airlinesに追加このエントリをBuzzurl(バザール)に追加このエントリをChoixに追加このエントリをnewsingに追加このエントリをGoogleに追加

コメント (0件)

  1. コメントはまだありません。
投稿されたコメントは即座に反映されない場合があります。
編集部の判断により、予告なくコメントを削除または一部修正させていただく場合があります。

トラックバック (0件)

  1. トラックバックはまだありません。
トラックバックURL:
送信されたトラックバックは即座に反映されない場合があります。
編集部の判断により、予告なくトラックバックを削除または一部修正させていただく場合があります。