驚異的なスーパーコンピュータ開発で長崎大の浜田助教らに「ゴードン・ベル賞」

サイエンス・テクノロジー | 2009年11月28日 | 3,494 views | 2 comments | 0 trackbacks |

 長崎大学工学部の浜田剛助教らの研究グループが、380個のGPU(Graphics Processing Unit)を並列動作させることで、158テラフロップスの演算が可能な国内最速のスーパーコンピュータ(スパコン)を開発。その功績が認められ、米電気電子学会から「ゴードン・ベル賞」を授与されました。

 同賞は、スーパーコンピュータ分野のノーベル賞ともいわれ、高性能計算の世界で最も権威のある賞の一つ。今月14日から米オレゴン州ポートランドで開催された国際学会「Supercomputing 2009」において受賞が決定されたものです。

 特筆すべきは、通常は数百億円はかかるとされるスーパーコンピュータの開発費用を、秋葉原で安価に調達した部品を使用することで、わずか3800万円に抑えることに成功したとのことです。

一方、アメリカ軍はプレステを使った

 安価なGPUを大量に並列動作させることで、少ない予算でより高度な演算処理をおこなうという試みはアメリカでも進められています。

 なんとアメリカ空軍において、SONYの「PlayStation 3」(PS3)を数千台規模で接続し、高精度な画像処理や科学計算をおこなうという研究が進行中のようです。

[GameSpot] 米空軍、2200台のPS3を発注–大規模演算で研究利用

 この米空軍の文書には、PS3のプロセッサは他のCellベースのプロセッサに比べて処理能力は劣るが、大幅に安価だということも記されている。

 文書では、「Cellプロセッサとの比較では、2つの3.2GHz Cellプロセッサを搭載した1台の1Uサーバは最大8000ドルするのに対し、2台のソニーPS3は約600ドルとなっている。1つの3.2GHz Cellプロセッサは200ギガフロップスを超える計算能力があるのに対し、ソニーのPS3は約150ギガフロップス程度である。ギガフロップスあたりの価格差は10倍であり、ソニーのPS3は(高性能計算)アプリケーションには唯一の現実的なテクノロジとなっている」と記されている。

 奇しくも行政刷新会議の事業仕分けで、次世代スーパーコンピュータの開発予算(267億円) が「大幅削減」と判定されたばかり。今後のスパコン開発のあり方をめぐり、再び大きな議論が起こることになりそうです。

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コメント (2件)

  1. 名無しさん
    2009年11月28日 11:29 | #1

    この記者は頭悪い・・・。
    ゼロから作るのか部品を組み合わせるかの違いが重要なポイント。
    開発することに意義があって
    その仮定で得られる物が大事なんだよ・・。
    比較しようがないわ・・・

  2. 名ノシさん
    2009年12月06日 04:55 | #2

    >この記者は頭悪い・・・
     ゼロから作るのか部品を組み合わせるかの違いが重要なポイント。

    ベクトル型作っても価値がないww
    ベクトル型を作っているのはNECだけ??じゃね

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