トヨタ、F1撤退を発表 可夢偉は寿司職人へ!? 海外メディア報道

スポーツ | 2009年11月05日 | 5,978 views | 0 comments | 0 trackbacks |

 トヨタ自動車は4日、モータースポーツの最高峰「フォーミュラワン(F1)」から2009年限りでの撤退を発表しました。

 同社は2期連続の営業赤字となる見通しで、年間500億円ともいわれる参戦費用を捻出するのは経営的に困難と判断。都内で記者会見をおこなった豊田章男社長は「現在の経営環境や中長期的な観点から苦渋の決断。ファンの期待に応えることができず、心からおわび申し上げる」と説明しています。

 つい先日、こちらの記事で「小林可夢偉、来期のシート確定か?」と明るいニュースをお知らせした矢先だけに、本当にビックリしました。

可夢偉の来季の去就は?海外メディアの反応

 海外のモータースポーツ専門メディア「Crash.Net」では、次のように報じています。

Toyota F1 withdrawal would leave Kobayashi with ‘raw’ deal
(トヨタのF1撤退で、小林は酷い扱いを受ける)

トヨタのF1撤退発表により、アブダビGPで一躍スターになった小林可夢偉は、彼の父親が経営する寿司屋に戻って働かざるを得ない状況になるかもしれない。

 「raw deal」は「酷い扱い、不当な扱い」という意味で使われる熟語ですが、まさに寿司屋だけに「raw(生魚を) deal(取り扱う)」といったところでしょうか…

これに関連したニュースが先日ヤフーに掲載されていました。

[ISM/Yahoo!ニュース] 小林可夢偉、F1ドライバーにならなければ実家の寿司屋へ!?

 小林は報道陣に「僕には予算がない。予算がないんだ。だから、来年GP2では走れない。おそらく日本に帰って、たぶん父と一緒に彼の寿司屋で働いていただろう。2ヶ月前は、本当にそうなりそうだった。16歳のときはそこで働いて、寿司を作っていたんだ」とドライバー活動が危機的状況にあったことを語っていた。

 個人的には、トヨタの撤退は、まぁ仕方がないと思いますが、小林可夢偉の走りが見れなくなるのは非常に残念なので、なんとか他のチームが拾ってくれることを祈りたいですね。

日本企業の撤退相次ぐ

 F1をめぐっては、昨年にホンダが撤退していますが、ブリヂストンも来年限りでのタイヤ供給打ち切りを表明しています。

[ブリヂストン] F1タイヤの供給について

 株式会社ブリヂストン(社長 荒川詔四)は現在のフォーミュラーワン世界選手権(以下F1)公式タイヤサプライヤー契約が2010年に満了することをもって一つの区切りとし、新規契約を結ばないことを決定致しました。

 F1以外に目を向けると、世界ラリー選手権(WRC)からは富士重工業(スバル)とスズキが昨年で撤退。ダカールラリー(パリ・ダカ)からは、三菱自動車が今年限りでワークス活動を終了すると発表しています。

 世界的な不況の波をもろに受けているモータースポーツ界ですが、日本のメーカーが見れなくなるのは寂しい限りです。

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