サウジで注目を集める日本の道徳教育=落し物が戻る確率のお話

社会・政治 | 2010年04月14日 | 24,926 views | 0 comments | 0 trackbacks |

 SANKEI EXPRESSに面白い記事が掲載されていたのでご紹介します。いまサウジアラビアでは、「マナー」や「他人への思いやり」など、日本の道徳教育から良い点を学ぼうとする風潮が一般市民にまで広がりを見せているとのこと。

[EX/イザ!] 伝統と近代化両立の手本 サウジで広がる「日本式」

 「驚きました。財布を警察に持っていきましたよ」

 東京の路上に現金7000円を入れた財布を放置、拾った日本人親子を隠し撮りで追跡すると、交番に到着した-。こんな映像を前にサウジ人リポーター、アハメド・シュガイリ氏が目を見張る。サウジ資本の衛星テレビ、MBCが昨年秋のラマダン(断食月)に放映した連続番組「カワーテル(思考)-改善」の一こまだ。

 財布をワザと落として、拾った人を隠し撮り追跡って、、、一種の「おとり取材」みたいなものでしょうか(笑)

 他にも交通信号を守る市民や掃除をする小学生など、日本のありふれた光景がサウジの一般市民にウケているようで、番組は高い視聴率を稼いでいるとか。

 在留邦人の1人は「サウジからみれば、日本は伝統を守ったまま近代化を達成した国。欧米以外の発展モデルとみている」と番組ヒットの背景を分析。シュガイリ氏も「他人への思いやりや、清潔感など日本社会から見習う点は多い」と話す。

落し物が持ち主に返る確率は

 日本において落し物が持ち主に元に返ってくる確率は、いったいどのくらいなのか― ちょっと気になったので、警視庁が発表している統計データを調べてみると、

平成21年中 遺失物取扱状況 - 警視庁発表

■財布類
遺失届点数:292,761件
拾得届点数:234,575件

■携帯電話
遺失届点数:189,189件
拾得届点数:113,079件

 この数値は単純に届け出件数を比較したものなので、厳密に落し物が持ち主に戻った数とは言えませんが、それでも落し物を拾った人が、かなりの高確率で警察に届けていることが分かります。

 また、数年前のTIME紙では、他国のデータと比較した場合、日本では落し物が戻る確率が圧倒的に高い、という内容の記事が掲載されていました。

 落し物が戻ってきてビックリ!という外国人のエピソードは次の記事でも取り上げていますので、興味のある方は是非どうぞ。

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