日本とベトナムの意外な関係=原発、新幹線、橋、そしてミス別府?!

社会・政治 | 2010年05月06日 | 12,290 views | 0 comments | 0 trackbacks |

 最近のニュースからベトナムと日本に関連した記事をピックアップでまとめてみました。

前原国交相らが原発と新幹線をトップセールス

 以前、当ブログでご紹介した記事「ベトナム、日本の新幹線方式を採用決定=ハノイ~ホーチミン高速鉄道計画で」の続報ですが、GW期間中の2日、前原誠司国土交通相と仙谷由人国家戦略担当相らがベトナムを訪問し、新幹線や原子力発電など日本のインフラ技術のトップセールを展開した模様です。

[asahi.com] 仙谷国家戦略相と前原国交相、ベトナムへ原発売り込み

 ベトナムを訪問中の仙谷由人国家戦略担当相と前原誠司国土交通相は3日、ベトナムのフック計画投資大臣と会談し、同国の原発建設で日本企業に受注させるよう求めた。鳩山政権がめざすインフラ輸出のトップセールスの一環だ。

[産経新聞/イザ!] 新幹線、原発…経済閣僚が相次ぎトップセールス

 ベトナムは2012年に着工、20年に一部開業を目指す南北高速鉄道計画(約1600キロ)で新幹線方式を採用することをすでに閣議決定。JR東海などとハノイ入りした前原国交相は3日、ホー・ギア・ズン交通運輸相らと計画の具体化について協議した。

 上記の記事でもベトナム政府は既に日本の新幹線方式の採用を閣議決定していると報じていますが、一部の情報によると、まだ受注をあきらめていない韓国がここに来て急速に巻き返し工作をおこなっており、日本の閣僚が訪越した真の目的は、ベトナム政府側に対して翻意しないように念を押すためという見かたもあるようです。

苦難を乗り越え「ODA橋」がついに完成

 日本のODA(政府開発援助)によって2004年より工事が進められていた「カントー橋」がついに完成し、4月24日には開通記念式典が盛大におこなわれました。

[共同通信/47News] 越のメコン架橋が完成 07年に崩落死亡事故

 これまで渡河はフェリーで待ち時間を含めピーク時には3時間以上かかっていたが、開通により約5分に短縮。メコンデルタの中心都市で、コメや農産物の最大集積地であるカントーへのアクセスが向上、物流面での波及効果も期待される。

 カントー橋はメコン川の支流ハウ川にかかり、全長2750メートルと東南アジア最長の斜張橋。事業費の約248億円は日本政府の特別円借款で、大成建設と鹿島、新日本製鉄の共同事業体(JV)により、04年に着工した。

 カントー橋の工事を巡っては、2007年9月に橋げたが崩落しベトナム人作業員52名が死亡するという痛ましい事故がおこっています。ベトナム政府による原因調査では「事故は予測困難だった」としていますが、事故当時は日本の安全神話を覆しかねない大事故として一部のメディアを騒がせたため、ご記憶の方もいるのではないでしょうか。

 ちなみに、日本はベトナムにとっての最大の支援国で、対ベトナムのODA総額22億ドルのうち日本の円借款が16億ドルを占めています(2010年の2国間援助の見込み額)

ミス別府にベトナム人学生が選ばれる

 オマケという訳ではないですが、最後にちょっと変わった面白い話題を…

[asahi.com] ミス別府にベトナム人学生 「話し方、印象に残りそう」

 泉都・大分県別府市のミス別府に3日、ベトナム・ホーチミン市出身の立命館アジア太平洋大学(APU)3年生、トオン・ティップ・ニャット・チャンさん(22)が選ばれた。

 これまでミス別府に外国人がエントリーしたことはあったようですが、実際に選出されたのは今回が初めてとのこと。選考理由について「流暢でない日本語が逆に好印象」と関係者は説明しています。まさに萌えですね分かります…

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