小澤征爾さんがニューヨークで復帰公演、米メディア絶賛「感動的で霊感的」

文化・伝統 | 2010年12月23日 | 5,086 views | 0 comments | 0 trackbacks |

Japan NYC

 世界的指揮者の小澤征爾(おざわ せいじ)さんは18日、米ニューヨークのカーネギーホールでおこなわれた3日間の公演を無事に終えました。食道がんの手術から復帰して以来、本格的に指揮をおこなうのは今回が初めてとなります。

 復帰初日となった14日と続く15日の公演では、ブラームスの「交響曲第1番」などの指揮を披露しましたが、公演の前半部分は下野竜也さんが代振りを務めたことから、体調面を心配する声も聞かれました。

 しかし、最終日となった18日には、ブリテンの「戦争レクイエム」を90分にわたって単独で指揮。持ち味のダイナミックな動きでサイトウ・キネン・オーケストラを導き、素晴らしい演奏を披露してくれました。演奏終了後には2000人の観客が総立ちで10分近くも拍手を送り続けたとのことです。

米紙も絶賛「完全な統率と愛情」

 多くの人が待ち望んだ小澤さんの復帰公演に対し、辛口で知られるアメリカの現地メディアも称賛の声を寄せているようです。

[ニッカンスポーツ] 小沢征爾氏の指揮を米マスコミが絶賛

 「深く結ばれた指導者と演奏家」と題された記事は、14日にオーケストラの団員と一緒にステージに現れた小沢氏が「やせ細って弱々しく」見えたが、ブラームスの交響曲第1番の演奏を始めると「バレエのような動きで(音楽に)完全に没頭し、しかも彼流に暗譜で振った」と指摘した。

 15日夜に指揮したベルリオーズの幻想交響曲について「豪華絢爛(けんらん)な演奏の一瞬一瞬に本領を発揮した」と絶賛。演奏後に聴衆が割れるような拍手を送ったことも紹介した。

[産経新聞/イザ!] 「完全な統率、愛情と配慮」小沢さんを米紙称賛

 米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は19日、指揮者の小沢征爾さんがニューヨークのカーネギーホールで18日夜にサイトウ・キネン・オーケストラを率いて披露したブリテンの大曲「戦争レクイエム」の批評記事で、小沢さんが「完全な統率と(曲の)細部やニュアンスへの愛情と配慮」を示したと高く評価した。

 今回の公演は、小澤さん自身が芸術監督を務める「ニューヨーク日本芸術祭(Japan NYC)」のプログラムの一つ。待望の日本公演は、来年1月下旬に水戸市でおこなわれる水戸室内管弦楽団の定期公演への出演が予定されています。

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