宇宙飛行士の若田光一さん、国際宇宙ステーションのコマンダーに任命 日本人初
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は17日、宇宙飛行士の若田光一さんが国際宇宙ステーション(ISS)の長期滞在搭乗員に決定したことを発表。あわせて日本人としては初のコマンダー(司令官)に就任することも発表されました。
若田さんは、2013年末に打ち上げられるロシアの宇宙船ソユーズにてISSに乗り込み、そこから約6カ月間もの長期滞在を実施することになります。
始めの4カ月間はフライトエンジニアとして、ISSのシステム運用や日本実験棟「きぼう」を使った科学実験などをおこない、最後の2カ月間はコマンダーとしてISS全体の指揮を執ることになります。
NASAが発表した公式プレスリリースの中にも記述がありますね。
[NASA] NASA And Partners Name Upcoming Space Station Crew Members
Expedition 39 will begin with the undocking of Soyuz 36 in March 2014. At that time, Wakata will serve as station commander, and Mastracchio will be a flight engineer. The remainder of the Expedition 39 crew has yet to be assigned.
世界が認めた信頼と実績
今回のコマンダー任命には、これまで若田さんが積み重ねてきた実績が高く評価されたものと思われます。
若田さんは、宇宙で使う各種のロボットアームに開発段階から携わり、操作する宇宙飛行士の立場から注文を付けたアーム操作のスペシャリスト。過去の宇宙飛行でも、日本の人工衛星を軌道から回収したり、日本実験棟に船外実験設備を取り付けたりするなど完璧な腕前を示してきた。前回の飛行までに、ステーションと米スペースシャトルに搭載された4種類のロボットアームのすべてを操作した唯一の飛行士で、NASAも第一人者として認めている。
[毎日新聞] 若田光一さん:和の心でまとめたい…「船長」誕生へ
若田さんは17日午前、訓練中の米テキサス州ヒューストンからテレビ会議システムで会見した。青色のユニホーム姿で、少し緊張した面持ち。「これまでの積み重ね、信頼感があってこそ日本にコマンダーを任せる時代になった。『和の心』を大切にしてチームをまとめ、最大の成果が出せる体制を作りたい」と抱負を述べた。
宇宙開発計画における日本の貢献度は
先月末には日本の無人宇宙補給機「こうのとり」が、ISS運用に不可欠な食糧や衣類、各種実験装置など様々な物資を無事に届けました。
さらに、今年5月末からは古川聡さんが、来年6月からは星出彰彦さんが、それぞれ約半年間ものISS長期滞在ミッションに挑む予定となっています。
国際宇宙ステーション計画における日本の貢献度はますます増大しつつあると言えそうですね。










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