世界農業遺産に佐渡島と能登半島が登録へ 先進国では史上初

文化・伝統 | 2011年06月13日 | 7,414 views | 0 comments | 0 trackbacks |

 国連食糧農業機関が認定する「世界農業遺産」に、新潟県佐渡市石川県能登半島が、国内では初めて登録されることが分かりました。

 国連食糧農業機関(FAO)によって2002年に開始された世界農業遺産(GIAHS)プロジェクトは、次世代へ継承すべき伝統的な農法や多様性生物を有する地域を認定し、保全するためのもので、農林水産省の発表によると、これまで先進国が選ばれたケースはないとのこと。

[農林水産省] 新潟県佐渡地域及び石川県能登地域の世界農業遺産(GIAHS)認定について

 新潟県の佐渡地域と石川県の能登地域が、6月11日(土曜日)に、世界農業遺産(GIAHS)に日本で初めて(先進国では初めて)認定されました。

[佐渡市] 佐渡市がGIAHS(世界重要農業資産システム)に登録されることが、決定しました

 2011年6月9日から12日に北京で開催されている「GIAHS国際フォーラム」において、「トキと共生する佐渡の里山」が、「能登の里山里海」と共に、日本では初となる世界農業遺産(GIAHS)としてFAO(国際連合食糧農業機関)に正式に認定されました。

 佐渡は国の特別天然記念物であるトキと人が共生し、豊かな生態系や景観を保全する取り組みが、能登は棚田が無数に並ぶ「千枚田」など里山・里海の保全活動がそれぞれ高く評価されたとのことです。

国内初の「記憶遺産」に山本作兵衛が認定

 元炭鉱作業員で炭鉱記録画家として知られる山本作兵衛氏の絵画や日記など計697点が、ユネスコの「世界記憶遺産」に登録されることが決まりました。

[田川市] 山本作兵衛氏の炭鉱記録画と記録文書が世界記憶遺産に内定

 5月25日、英国マンチェスター市で開催されたMOW国際諮問委員会(IAC)において、山本作兵衛氏の炭鉱記録画と記録文書の世界記憶遺産への登録が内定しました。

 世界記憶遺産には、これまで「アンネの日記」や「ベートーヴェンの第九」など世界76カ国193点が登録されていましたが、国内で認定を受けたのは山本作兵衛氏の作品が初となります。

[asahi.com] 記憶遺産、文科省置いてけぼり 「様子見」中に先越され

 炭鉱記録画家山本作兵衛(1892~1984)の絵画や日記など計697点が、福岡県田川市などの申請でユネスコの世界記憶遺産に国内で初めて登録されることが決まった。

 これまで記憶遺産に対する日本からの推薦はなく、ようやく今年になって藤原道長の「御堂関白記」などの申請を決めた文部科学省でしたが、自治体(田川市および福岡県立大学)に先を越されたことに対して波紋が広がっているようです。

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