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文化・伝統

村上春樹、よしもとばなな、日本人が海外の文化賞を相次いで受賞

文化・伝統 | 2011年06月16日 | 7,136 views | 0 comments | 0 trackbacks |

 先月から今月にかけて、欧州各国の著名な文化賞が相次いで日本人に贈られていますので、ここでまとめて紹介したいと思います。

よしもとばなな氏にイタリア「カプリ賞」

 先月下旬、作家のよしもとばななさんがイタリアの「カプリ賞」に選ばれたことが発表されました。カプリ賞は1987年に創設されたイタリアでも著名な文化賞の1つで、授賞式は7月にイタリア南部の島「カプリ島」でおこなわれます。

 よしもとさんの代表作「キッチン」は世界30カ国以上で出版されており、これまでに「スカンノ賞」「フェンディッシメ文学賞」など多くの世界的な文化賞を受賞しています。

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世界農業遺産に佐渡島と能登半島が登録へ 先進国では史上初

文化・伝統 | 2011年06月13日 | 7,414 views | 0 comments | 0 trackbacks |

 国連食糧農業機関が認定する「世界農業遺産」に、新潟県佐渡市石川県能登半島が、国内では初めて登録されることが分かりました。

 国連食糧農業機関(FAO)によって2002年に開始された世界農業遺産(GIAHS)プロジェクトは、次世代へ継承すべき伝統的な農法や多様性生物を有する地域を認定し、保全するためのもので、農林水産省の発表によると、これまで先進国が選ばれたケースはないとのこと。

[農林水産省] 新潟県佐渡地域及び石川県能登地域の世界農業遺産(GIAHS)認定について

 新潟県の佐渡地域と石川県の能登地域が、6月11日(土曜日)に、世界農業遺産(GIAHS)に日本で初めて(先進国では初めて)認定されました。

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平泉と小笠原諸島がユネスコ世界遺産登録へ 日本の世界遺産は全部で16件に

文化・伝統 | 2011年05月09日 | 8,506 views | 0 comments | 0 trackbacks |

 文化庁は7日、平泉(岩手県)と小笠原諸島(東京都)について、ユネスコの諮問機関による現地調査の結果、いずれも世界遺産への登録が勧告されたことを発表しました。6月にパリで開催されるユネスコの世界遺産委員会において、登録が正式発表される見通しです。

前回の雪辱を果たした「平泉」復興の象徴に

 中尊寺金色堂など重要文化財を有する平泉は、絶対の自信をもって望んだ前回(2008年)の申請時に「登録見送り」との判定を下された過去があり、今回は雪辱を期しての再挑戦となりました。

 正式に登録されれば日本の世界文化遺産では12例目となり、東北地方で初となります。東日本大震災からの復興を目指す東北の被災者にとっても久々に明るいニュースとなりそうです。

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うどん・たこ焼き、日本の「庶民の味」が中国に本格進出

文化・伝統 | 2011年02月21日 | 4,818 views | 0 comments | 0 trackbacks |

 日本人にとっては馴染みの深い、うどんやたこ焼きなどのファストフードチェーンが次々と中国へ進出しているようです。

 日本全国にチェーン展開する讃岐うどん専門店「はなまるうどん」の中国1号店「花丸烏冬面上海美羅城五番街店」が上海市内のショッピングモールにオープンしました。

 はなまるうどんは、昨年おこなわれた上海万博にも出店しており、なんと半年間で20万人の来客を集めたとのこと。その人気ぶりに手応えを感じ、中国への本格進出を決めたようです。

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中国で「1Q84」の売れ行きが好調! 村上春樹が人気の理由は?

文化・伝統 | 2011年01月27日 | 7,369 views | 0 comments | 0 trackbacks |

 村上春樹氏の長編小説「1Q84 BOOK 3」が中国本土でも出版開始されました。中国の村上ファンにとっては待ちに待った待望の一冊ということで、早くも飛ぶように売れているようです。

[産経新聞/イザ!] 「1Q84 BOOK3」中国で売れ行き好調

 作家村上春樹さんの小説「1Q84 BOOK3」の出版記念式が11日、北京市内で開かれた。中国語版は1日に販売が開始され、「売れ行きは好調」(出版関係者)という。

 版権を持つ「新経典文化」(北京)によると、初版は25万部だったが、人気のため10万部を増刷。書籍などを販売するあるサイトでは、1週間で計3万部の注文を受け付けたという。

 昨年春に中国で出版された「BOOK 1」「BOOK 2」は、初回出荷だけでも合わせて120万部。これは中国における海外書籍販売の最高記録なのだそうです。

中国で高い人気の理由は?

 「1Q84」以前に中国で最も読まれた海外小説は、同じく村上春樹氏の「ノルウェイの森」(中国語の題名「挪威的森林」)で、これまでの出版数は100万部を突破し、発売から10年以上たった今でも売れ続けているとのこと。

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小澤征爾さんがニューヨークで復帰公演、米メディア絶賛「感動的で霊感的」

文化・伝統 | 2010年12月23日 | 5,086 views | 0 comments | 0 trackbacks |

Japan NYC

 世界的指揮者の小澤征爾(おざわ せいじ)さんは18日、米ニューヨークのカーネギーホールでおこなわれた3日間の公演を無事に終えました。食道がんの手術から復帰して以来、本格的に指揮をおこなうのは今回が初めてとなります。

 復帰初日となった14日と続く15日の公演では、ブラームスの「交響曲第1番」などの指揮を披露しましたが、公演の前半部分は下野竜也さんが代振りを務めたことから、体調面を心配する声も聞かれました。

 しかし、最終日となった18日には、ブリテンの「戦争レクイエム」を90分にわたって単独で指揮。持ち味のダイナミックな動きでサイトウ・キネン・オーケストラを導き、素晴らしい演奏を披露してくれました。演奏終了後には2000人の観客が総立ちで10分近くも拍手を送り続けたとのことです。

米紙も絶賛「完全な統率と愛情」

 多くの人が待ち望んだ小澤さんの復帰公演に対し、辛口で知られるアメリカの現地メディアも称賛の声を寄せているようです。

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萩原麻未さん、ジュネーブ国際音楽コンクールのピアノ部門で優勝 日本人初

文化・伝統 | 2010年11月22日 | 12,433 views | 2 comments | 0 trackbacks |

萩原麻未 ジュネーブ国際音楽コンクール優勝

 若手音楽家の登竜門として知られる「ジュネーブ国際音楽コンクール」のピアノ部門で、広島市出身の萩原麻未(はぎわら まみ)さんが優勝しました。同部門で日本人が優勝するのは初の快挙です。

[asahi.com]「のだめ」的ピアニスト、ジュネーブコンクールで初優勝

 ジュネーブ国際音楽コンクールのピアノ部門の決勝が18日夜開かれ、広島市出身の萩原麻未(まみ)さん(23)が優勝した。同部門での日本人の優勝は初。審査員を務めた岡本美智子・桐朋学園大教授は「天性の自然な音楽性と将来性を評価して満場一致の1位でした」と話した。

 1939年に始まった同コンクールは審査が非常に厳しいことで知られており、2005年以降3回おこなわれたピアノ部門では、いずれも「1位なし」という結果になっていることから、萩原さんは2002年以来8年ぶりの優勝者ということになります。

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日本のウイスキーやワインが欧州で高い評価 最高賞に選ばれたサントリー「山崎1984」ほか

文化・伝統 | 2010年11月20日 | 9,516 views | 0 comments | 0 trackbacks |

 イギリス・ロンドンで開催された国際的な酒類の品評会「第15回 インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ 2010(ISC:International Spirits Challenge)」において、サントリーのシングルモルトウイスキー「山崎1984」が最高賞を受賞しました。

[サントリー] ニュースリリース:「山崎1984」が最高賞「シュプリーム チャンピオン スピリット」、サントリー酒類(株)が「ディスティラー オブ ザ イヤー」同時受賞

 「山崎1984」は、「ウイスキー」部門における最高賞「トロフィー」に加え、全部門の「トロフィー」の中から傑出した製品1品に授与される「シュプリーム チャンピオン スピリット」を受賞し、本コンペティションにエントリーした全部門約1,000品の頂点に立ちました。受賞理由として、『「山崎1984」は、深い熟成感のある香り、甘やかな口当たりなど、すべてにおいて尊敬に値する素晴らしいウイスキーだ』などが挙げられました。

 昨年のISCではニッカウヰスキーの「竹鶴21年ピュアモルト」が部門賞を受賞しましたが、全部門の頂点である「シュプリーム チャンピオン スピリット」に国産の酒類が選ばれたのは史上初とのことです。

本場欧州でも存在感「ジャパニーズウイスキー」

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今年のテーマは「日本」 ローマ国際映画祭でジブリ作品や黒澤映画に長蛇の列

文化・伝統 | 2010年11月10日 | 7,650 views | 0 comments | 0 trackbacks |

ローマ国際映画祭

 イタリアの首都ローマで「第5回ローマ国際映画祭(Festival Internazionale del Film di Roma)」が10月28日~11月5日の日程で開催されました。

 同映画祭では、毎年1つの国をクローズアップし、映画のみならず食やファッションなどその国の文化を大々的に紹介していますが、今年のテーマはなんと「日本」!  オープニング・イベントでは、コシノジュンコさんによるファッションショーもおこなわれました。

ジブリ作品や「世界のクロサワ」に長蛇の列

 映画祭のメインテーマの1つとして選ばれたのが「スタジオジブリ」のアニメ作品。宮崎駿監督による「風の谷のナウシカ」「魔女の宅急便」「紅の豚」等のほか、国内では7月に公開された「借りぐらしのアリエティ」が海外の映画祭に初出品されました。

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映画「エクスペンダブルズ」のS・スタローン「世界のクロサワ」を熱く語る! 時代劇ワークショップに外国人殺到ほか

文化・伝統 | 2010年10月23日 | 8,338 views | 0 comments | 0 trackbacks |

 全国で大ヒット上映中のアクション大作「エクスペンダブルズ」― この作品の監督・主演・脚本を務めるシルベスター・スタローンは、インタビューで「黒澤明監督の『七人の侍』からヒントを得た」と語ってくれています。

[産経新聞/イザ!] スタローン激白「ターミネーターのように不死身でいたい」

 「今の若いスターはここまで体を鍛えようとはしないね。『ロッキー』や『ランボー』が終わってしまった今、肉体を使ったアクション映画はもうないのかと、とても寂しくなった。でも僕一人でそうした映画はもう作れない。歴史をひもといたら黒澤明監督の『七人の侍』を思いだした。サムライを一人ずつ探し当てていけば可能だと確信したんだ。妻は僕が白黒で日本語の『七人の侍』を見ているのを見て『あなた何しているの? 意味ないわよ』と言われたんだが『私には意味がある』と答えたよ」

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