日本には世界に誇れるクールでちょっぴりヘンタイな文化が沢山ありますが、ホントのところ海外の人々は日本に対してどう思っているんだろう? そんな思いから私自身このブログを立ち上げたわけですが、今日ご紹介するのは、ニッポンに対する外国人の反応がギュッと詰まった一冊です。
この本は、日本をテーマとした海外フォーラムの翻訳を掲載する人気ブログ「誤訳御免!!」の中から、管理人のえいち氏自身が厳選した面白ネタを一冊にまとめたものです。元ネタの多くが一般市民による掲示板の書き込みやコメント投稿であるが故、そこにはリップサービス抜きのガイジン達の本音が見えてくるという訳です。
予め言っておきますが、これまで当ブログでご紹介してきた本は、何かの役にたったり、知識が身に付いたり、日本と世界との関係について考えさせられたりと、何かしら読んだ人の心に残るものがありましたが、この本は何も残りません(笑) ただひたすらに面白いだけです。
日本にあるごく普通の本屋さんを映した30秒たらずの動画。YouTubeにアップされたこの映像には、山積みされたマンガが映っているだけだが、「まさにパラダイス!」「ここに住んでもいいですか?」など、大興奮の外国人たち。
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日本在住のアメリカ人哲学者マイケル・プロンコ氏が、「ニューズウィーク」や「ジャパンタイムズ」に寄稿した『東京の街』をテーマとしたエッセイに、あらたに書き下ろしたエピソードを加え一冊の本にまとめたものです。
プロンコ氏自身「東京について語るのにエッセイほど適した文章スタイルはない」と語っているように、哲学者らしい表現豊かな文章が全ページに渡って綴られています。
例えば、あのディスカウントショップの「ドン・キホーテ」であっても、プロンコ氏の手にかかれば、次のとおり。
ドン・キホーテは東京でいちばん強烈で、雑然としていて、圧倒的な店だ。そこには東京が凝縮されている。超満員で、べたべたと塗りたくられ、実用本位で、消費の強迫観念に追われ、建築のカオスにまみれ、使い捨てに徹した強烈さがせり上がり、今にも感覚が飽和して破裂しそうだ。
これまで当ブログで紹介してきた書籍は、どれも肩肘張らずに気軽に読めるものでしたが、それらの本とは明らかに一線を画す内容となっており、おもわず正座しながら声に出して朗読したい気分に?!
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NHK-BSで2005年より放送中の「クールジャパン 発掘!かっこいいニッポン」は、「ファッションやグルメ」「伝統や習慣」など、日本の文化と生活の中にあるクールなもの(ときにはノットクールなもの)を外国人の視点と感性から発掘するという番組です。
本書は、これまでに放送された全100回の番組で取り上げた400以上もの「ジャパニーズ・クール」の中から、厳選した90項目を一冊の本にまとめたものです。
その中から、いくつかピックアップしてご紹介しますと、、、
例えば「宅配便」。「日本の宅配便は、おどろくほどスピーティでしかも料金が安くて便利!」という外国人がいる一方で、「(宅配員が)いつも走ってる意味が分からない、健康に悪そう…」といったマイナスの意見も。
自分がちょっと驚いたのが、日本の各所で見られる「大型量販店」に関する記述。意外にも多種多様の商品を一つの店舗で扱う形態は海外では珍しいようで、「色んな商品があって一日居ても飽きない」とか「店員さんが親切で商品知識がすごい」という意見が上がっていました。
また、意外にも外国人に好評だったのが「あぶらとり紙」。「信じられないくらい脂が取れてびっくり」とか「こんな便利なものがあることは知らなかった」と大絶賛。中には、帰国するときはいつもお土産に「あぶらとり紙」を持ち帰るというイタリア女性も話も。
一方、外国人達が声をそろえて「日本のここがイヤ!」と答えていたのが「音」に関する事。例えば、駅のアナウンス、家電量販店に流れるCMソング、ちり紙交換、焼き芋売りなど、とにかく街中で流れている音が煩いと感じている外国人が多いようです。
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みなさんは「エルトゥールル号の遭難事故」についてご存じでしょうか? トルコが世界一の親日国と言われているのは、この出来事が根底にあるとも言われています。
1890年、大島沖で岩礁に乗り上げ大破したトルコ船籍「エルトゥールル号」の乗員を救うため、村民たちがおこなった献身的な救護活動。トルコでは教科書にも載っていて誰もが知っている歴史的事実を、残念ながら多くの日本人は知りません。
この話には有名な後日談があります。
「今から48時間後、イラン上空を航行するすべての飛行機を撃墜する」
1985年、イラクのフセイン大統領が発した爆弾発言を受け、イランから外国人が次々と脱出する中、日本政府の対応は遅れ、多くの日本人が取り残されてしまいます。タイムリミットが目前に迫る中、絶望の淵にいた日本人215人を乗せて飛び立ったのは、他ならぬトルコ政府がチャーターした旅客機でした。
タイムリミットまで僅か3時間という間一髪の救出劇に、当時の駐日トルコ大使は「エルトゥールル号の借りを返しただけです」との短いコメントを発表しています。
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本書は、日本のマンガが北米のコミックス市場へどのようにして登場し、発展していったかということについて、出版する側の実体験に基づいて書かれたおそらく最初の本である(プロローグより)
この本のタイトルから、オタク文化的な内容を期待して読み始めた人にとっては、やや肩透かしかもしれません。
ゼロからスタートした著者の堀淵氏が、世界一の出版大国アメリカで日本マンガの出版社を設立し、様々な苦労と失敗を繰り返しつつも、やがて成功へと導いた奮闘記で、どちらかというとビジネス書や手記に近い内容となっています。
NHKの「プロジェクトX」や「プロフェッショナル 仕事の流儀」等の番組が好きな人には、オススメ出来ると思います。
突如現れて大ブームを巻き起こした「アキラ」、津波のように押し寄せ社会現象までになった「ポケモン」など、私自身「アメリカでも結構人気あるのね」程度の認識だったのですが、その渦中にいた人物がリアルに語る内容は、まさに「すさまじい」の一言。
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この本、とにかく笑えます。
自分の場合、ページをめくる度に、ニヤニヤしたり、ときには爆笑してしまうので、電車の中で読むには注意を要しました…(笑)
著者は、英高級紙「デイリー・テレグラフ」の東京特派員であるコリン・ジョイス氏。サッカーとビールを愛して止まない典型的なイギリス人から見た、過剰なまでに礼儀正しく親切で、規則と清潔さを愛する日本人をユーモアたっぷりに綴っています。
例えば、日本のプールでのひとコマ。
(著者曰く、日本の社会を知るにはプールに行ってみるのが一番とのこと)
以下、本文から一部抜粋して要約
日本のプールは、たくさんの人で混んでいるにも関わらず、実に整然としていて、少しも混乱するところがない。もし、イギリスで同じ人数の人がいっせいに泳いだら暴動が発生しているだろう。
また、中級者のレーンで、とても泳ぎの遅い人が泳いでいたとする。そんなとき日本人は「初級者レーンで泳いではいかがですか」とお願いする代わりに、みんな平泳ぎになって、大名行列のように列を作って辛抱強く泳いでいたりする。ここでも日本人の信じられないような我慢強さを目にすることができる。
という感じで、日本人から見ても思わず「あるあるw」と、うなずいてしまうような面白ネタが多数書かれています。
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書き手はいずれも外国在住経験をもつ日本人。そのため「私は日本のここが好き」等で外国人が手放しで日本を褒めちぎっているのに対して、やや控え目な論調が目立つ印象です。
ただ、大学講師やアナリストの方が多いせいか、日本と外国の文化の違いや歴史的背景などについて深く研究がなされており、そうだったのか!と関心させられることが随所にありました。
なかでも、カナダ滞在経験をもつ慶応大の某女性講師による『「HENTAI」ポルノは世界標準』と題したレポートは、日本のアダルト産業に焦点をあてた意欲作?であり、思わず赤面してしまう赤裸々な内容は、いろんな意味で必読かもしれません?!
本書からホコホコなトピックを一部ピックアップしてご紹介します。
「バンドで好きなのはピンクループ、ドラマはセカチュー、漫画だったらワンピースかスラムダンク」と答える、日本人よりも“日本通”なアメリカの若もの達
歴史と伝統の街に建てられた日本人建築家による建造物が、機能性、デザイン性、耐震性に優れていると最大級の評価を得ているイタリア
日本人と中国人を区別する方法として「日本人はスマイルしてくれる」「日本人は綺麗好き」「日本人は歴史・文化・伝統の意義を理解し、現地人と同じ服を着ている人が多い」などと答えるトンガ人
外国人に対してそっけない態度をとるが、日本人だということが分かると、急に態度がコロリと変わり「ウェルカム!ウェルカム!」と大歓迎はじめるドバイ人
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タイトル通り、54人の外国人が日本の素晴らしさを語りつくすという一冊です。
54人の中には、自ら望んで日本に来た人もいれば、なんらかの事情でやむなく日本に来ることになった人もいます。そんな様々な境遇の人たちが、はじめは戸惑いながらも、日本人と触れ合うにつれて、日本を理解し、やがて日本を「第二の故郷」と呼ぶほどに好きになっていく過程が本人の生の言葉で語られています。
その中から、ごく一部を抜粋して紹介します。
中国人男性:
財布と携帯電話を落して凹んでいたら、両方とも警察に届けられて戻ってきた。これにはビックリした。
パキスタン人男性:
日本に着いてすぐの頃、言葉もお金もわからないので、乗り物の代金を支払う時、両手を開いてお金をその上に載せて取ってもらうようにしたところ、正直な日本の人たちは、そこから必要な分しか取らなかった。ちょっと信じられない。
ギリシャ人男性:
地下鉄のホームには、ドアの停止位置を示すマークがあってビックリ!しかも、人々は静かに列を作って待っている、ってどんだけ規則正しい民族なのかと。
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